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ひと段落


色々と全てが終わった。

いいこともあったし、わるいこともあった。

定期演奏会とジョイントコンサートは無事に終わり、先生には褒めてもらえた。これだけで生きていて良かったと思った。わたしのためだけじゃなく、部活のため、先生のため、頑張って良かった。お褒めの言葉に「報われた」と心底安堵した。

不安に思っていた執行部引き継ぎも滞りなく行われて、いつも通りわたしの話は長く的を得ず、リーダーにはやはり向いてないなぁと自分に失望した。2ヶ月ほど経っても、部長が自分に馴染まない。悲しいほどに向いていない。まぁ、それはね、仕方ないよ、がんばってこ。


部員蒸発事件はひたすらにハイテンションに笑っていた。部活と一緒に死んでやろうかと思いつつも、あまりにも周りが泣き出すのでやってやろうじゃないか!と燃えた。そう、逆境にこそ燃える女、わたしだった。

と、言いつつも非常に心をばきぼきに折られていたし、心の中では泣き出していた。誰かたすけてくれ。なんでこうなった、これからどうしたらいい。

まず、ご飯が食べられなくなった。

ご飯を食べると、胃を握り潰されるようなきりきりした痛みが襲った。胃薬を飲まなければ食事ができなかった。まぁこれは胃薬とおかゆ生活でなんとかなったんで大丈夫でした、はい。それよりも2ヶ月経っても定演前のあの転パート事件で出来たストレス性の頭皮の湿疹治んねえんだよ、これはそろそろやべえ。皮膚科に行け。


もう無理だ、しんどい、なんでこんな目に、わたしがなにか悪いことしたか?いや、わたしがほんの少し配慮していればこうはならなかったから、わたしがわたしが悪いんか??とえげつないほどあの時期は病んだ、ゆるさん、人間ではなくあの事象をわたしはゆるさない、罪を憎んで人を憎まずを地でいくわたし。


とまぁ、色々ありました。


そして学生証失くして、チューナーと爪失くして、財布も失くしました。


人生の終わりです。


正直言って、部活に対してなんっっっもやる気出ん。自分の技術にしかもう興味が持てんくなった。部活の運営とかもうどうでもいい。かわいい後輩たちだけ、育てる。後輩は育てるけど、もうなんか同期とか知らねえ〜〜勝手にやってろ〜〜ってなっちゃった、良くない。

なんかね、びっくりするぐらい部活に対して興味を失ってしまって人の心まで失ってしまった気がする。


しかし、あの、ほんとに取り戻せる気もしなくて、取り戻したいとも思えんくて、はい。

積み重ねたもので信頼が地に堕ちてしまったんですよ、他の部員悪くないんですけどね。どんなに頑張っても全て無駄なんだなって定演終わってから絶望したんですよ。二回生の定演を経験して、あ、なるほど、わたしだけ頑張っても意味ないし、みんなその程度なんだ、そっか、ごめんねとなった。こらひねくれるな、自分でも思う。

そしてひねくれた後に、そんなことねえじゃん〜〜ネガティブだなこいつ〜〜って思うので、これからも頑張っていけると思います、はー…


よし、吐き出したいだけ吐き出せた。

年末前の心の大掃除でした。

来年もがんばります……